今の仕事をやめたい😖
この記事はこのような悩みを持つ人に向けて書かれています。
“ささ”と申しします。
私の退職経験は以下のプロフィール通り。
- 結婚を機に都市部での仕事を退職し、地方に移住
- 出産を機に退職(×3回)
- 就いた職場があまりにもブラックだったため退職
- やりたいことが見つかりスキルアップのため退職
- 結婚を機に都市部での仕事を退職し、地方に移住
- 出産を機に退職(×3回)
- 就いた職場があまりにもブラックだったため退職
- やりたいことが見つかりスキルアップのため退職
管理栄養士を長く続けていると「仕事をやめたい」という悩みにぶつかることは、一度や二度ではないはずです。
特に地方では一度仕事をやめてしまうと「次の仕事が見つからないかも」と考えやめられない方も多くいると思います。
理由は様々ですが・・・
私も何度も「仕事をやめたい」と考え、退職を経験しています。
この記事では「管理栄養士の仕事をやめたい」と考えたときに取るべき行動について、私の経験やインターネットで集めた声をもとに解説します。
仕事をやめたいと考えている方は参考にしてみて下さい。
仕事をやめたいと感じる主な理由
今の仕事をやめたい😖
あなたがこのように考えているのと同じように、多くの管理栄養士が「今の仕事をやめたい」と考えています。
管理栄養士が仕事をやめたいと感じる理由には、ポジティブな理由からネガティブな理由まで様々ありますが、大きく分けると次のように分類出来ます。
- キャリアアップのため
- 結婚や出産、育児などプライベートや家庭との両立が難しい
- 職場の体制に対する不満
- 人間関係の不満
- 給料に対する不満
多くの管理栄養士が様々な理由で「仕事をやめたい」と考えています。
キャリアップのため
今の職場をやめたいと思う理由の一つに、魅力的な別の仕事への転職があります。
今の職場、私が抜けると迷惑をかけることになってしまう。
こんな風に考えて、今の仕事がやめられない方もいるようですが、大丈夫です。
次のことに気をつければ、円満に退職できる職場がほとんどです。
私も今の職に移る前の職場では円満に退職出来ましたよ
- 早めに退職の意志を上司に伝える
- 引き継ぎをしっかり行う
少なくともこれだけやっておけば、揉めることは少ないです。
逆にこれだけやって揉めるようであれば、職場側に問題を抱えている可能性が高いと思います。
やることをやった上で、揉めるようなら
そんな職場にはさっさと見切りを付けたほうが良いです
プライベートや家庭との両立が難しい
職場は気に入っていて続けたいと考えている場合でも、次のようにプライベートや家庭の都合で退職を考えるケースもあります。
- 結婚や引っ越しなどで職場から離れてしまう
- 出産のため仕事が続けられない
- 子育てなど、家族のケアが必要となり働くことが困難
そんなときも、仕事をやめる前にはしっかり引き継ぎを行い円満に退職することを心がけた方が良いです。
特に出産や子育てでの退職の場合には、もう一度同じ職場に復帰するという選択肢もあるため、職場での良好な関係を維持した方が後々の就職活動で有利になります。
- 出戻りも視野に入れ、職場での良好な関係を維持する
職場の体制に対する不満
多くの管理栄養士が仕事をしていく上でぶつかり、「仕事をやめたい」と考える問題に職場の体制についての不満があります。
- リソースの不足
必要な人材、設備、または資料が不足している場合、管理栄養士は自分の業務を効率的に、または適切に遂行することが困難になります。 - コミュニケーションの問題
チーム内、または他の部署とのコミュニケーションが不十分であると、理解不足や誤解が生じ、業務の効率が低下します。 - 専門性の認識不足
管理栄養士の専門性や役割が十分に理解されていない場合、提案が無視されたり、適切な業務範囲外の仕事を任されたりすることがあります。 - 研修・教育機会の不足
専門知識を更新し、スキルアップするための研修や教育機会が不足していると、職員は自己成長が阻害されていると感じる場合があります。 - 過剰な業務量
業務量が過剰で、適切なサポートやリソースが提供されない場合、ストレスを引き起こす原因となります。 - 報酬や昇進の機会の不足
努力や成果が適切に評価されず、報酬や昇進の機会が限られていると、モチベーションの低下につながります。 - 意思決定プロセスへの参加
意思決定プロセスにおいて、管理栄養士の意見が十分に考慮されない、または完全に外されていると、職場の一員としての所属感や価値を感じられなくなります。
これらの不満の多くは上層部への改善提案を行い、組織として動いて貰えれば改善する事がほとんどです。
しかし、多くの職場では、問題点を理解して貰えず改善されないまま、現場で負担を吸収させられるのが実情です。
改善を要求しても対応して貰えない場合には、転職の検討も一案です。
このような場合には、勢いで辞めてしまうのではなくしっかりと準備をした上で退職→転職をすることで、より環境のよい職場に転職する事が可能です。
その際に活用したいのが転職エージェント。現状の職場の問題点と要求ポイントをエージェントに伝える事で、より理想に近い職場を見つける可能性が高くなります。
- 勢いで仕事をやめず、しっかり準備をして、理想に近い転職先を見つける
- 転職エージェントを活用することで、効率よく仕事を探す事が出来る
人間関係の不満
「仕事をやめたい」と考える多くの管理栄養士がぶつかる問題です。
対象は、上司であったり、部下であったり、他セクションの職員であったりと様々ですが、人間関係に苦しんで精神的に病んでしまう前に辞めてしまった方が良いです。
私の場合は・・・
某病院で献立を無視する調理師さんとの関係に悩んだ事があります。
材料や調味料の量を無視するので栄養計算が台無しでした。
上司や現場に申し入れしても改善されなかったので、転職エージェントに見つけてもらった職場に転職しました。
- 関係改善の申し入れを第三者を交えて行う。
- 関係改善が望めないのであれば精神を病んでしまう前にとっとと辞めてしまうのが吉。
- このような場面で慌ててしまわないように日頃から転職について考えておくと精神的に楽。
転職を考える前に:現状の評価
田舎で仕事をやめてしまうと新しい仕事見つからないのが不安
特に田舎では「仕事をやめたい」と考えたときに真っ先に思い浮かぶのはこの問題ではないでしょうか。
仕事をやめて転職を考え始めたとき、まず行うべきは現在の職場での自分の立場を冷静に評価することです。
特に、次の要素を検討することで、転職の必要性とその方向性が明確になります。
- 仕事の満足度を見直すポイント
- キャリア目標の再設定
これらの要素を総合的に評価することで、転職を真剣に考えるべきか、それとも現在の職場で改善の余地を探るべきかの判断材料が得られます。
現状を把握することで、自分自身のキャリアにとってより良い選択をすることが出来ます。
仕事の満足度を見直すポイント
今の自分にとって、現在の仕事からどれだけ満足感を次のような内容からチェックしてみます。
改めて見直してみると新たな気付きが得られるはずです。
- 業務内容の充実感
現在の業務が自分のスキルや関心に合っているか、また、挑戦的で成長につながるものか評価します。 - 職場環境と人間関係
職場の雰囲気、コミュニケーションの取りやすさ、上司や同僚との関係性が満足できるものか考えます。 - ワークライフバランス
仕事と私生活のバランスが取れているか、また、自分の価値観と合致しているか検討します。 - 報酬と評価
給与、福利厚生、職場での評価が自分の貢献に見合っているか確認します
キャリア目標の再設定
仕事に対してどのような目標を持っているかを洗い出します。
- 長期的なキャリアビジョン
自分が望むキャリアの最終的な目標を明確にし、現在の仕事がその目標に向かっているか評価します。 - スキルと資格
将来必要となるスキルや資格を特定し、それらを現職で獲得あるいは向上させる機会があるか検討します。 - キャリアアップの可能性
現在の職場での昇進やキャリアアップの機会が自分の目標に合致しているか確認します。
田舎での転職市場のリサーチ方法
田舎での転職市場は都市部に比べて情報が限られていることが多く、効果的なリサーチ方法を知っておくことが重要です。
地域の求人情報の探し方、人脈を通じた情報収集、転職エージェントの活用が成功への鍵となります。
地域の求人情報の探し方
主流はインターネットを活用したリサーチ方法。
田舎であってもそれは変わらないです。
- 地方自治体や地元企業のウェブサイト
地方自治体は地域の雇用促進を目的として、公式ウェブサイト上で求人情報を提供することがあります。自治体の労働局や雇用支援センターのページを訪れてみましょう。
また、地元企業の中には自社のウェブサイトなどで求人を出していることがあります。気になる企業であれば募集しても良いと思います。 - オンライン求人サイト
地域に特化した求人サイトや、全国規模の求人サイトの利用は情報リサーチする上でとても重要です。
積極的に利用して行きましょう。
ハローワークはどうなの?
仕事を探すならハローワークと考える人は沢山いるので、多くの方にとってモットモな疑問ですが、仕事を探す上でハローワークはあまりオススメではありません。ハローワークは職業訓練や失業手当の手続きをする所と考えた方が良いです。
稀に好条件の求人もあるようなので完全に否定するわけではありませんが、仕事を探す優先度は低めデス。
人脈強化と情報収集
人脈を強化する事で様々な情報を入手することができます。
私はあまり得意ではありませんが…😅
次のような方法で人脈を強化されている方がいらっしゃいます。
- 地域のイベントやセミナーへの参加
地域で開催されるビジネス関連のイベントやセミナーに積極的に参加することで、業界の人々とのネットワーキングの機会が得られます。これらの場では、非公開の求人情報が流れることもあります。 - 地域の団体への加入
専門分野に関連する地域の団体に加入することで、同業者とのつながりを深め、貴重な情報やアドバイスを得ることができます。
転職エージェントの活用
現状の職場のサポート体制に不満がある場合、転職エージェントの利用はとてもオススメです。
- 地域に特化した転職エージェント:田舎や特定地域に特化した転職エージェントを利用することで、地元の市場に精通した専門家からサポートを受けることができます。これらのエージェントは地元企業と密接な関係を持っているため、非公開求人にアクセスできる可能性があります。
- パーソナライズされたサービスの利用:転職エージェントを利用する際は、自分のキャリア目標や求める職種、希望条件を明確に伝え、パーソナライズされたサービスを受けることが大切です。エージェントはあなたの経験やスキルに基づいて最適な求人を提案してくれます。
転職成功のためのスキルアップ戦略
仕事がやめたくなってから、急に対策し始めても特に田舎ではまともな仕事は見つからない可能性が高いです。
転職市場で競争力を保つためには、常にスキルアップを図り、自身の専門性を高めていくことが重要です。特に、田舎での転職では、限られた求人に対して多様な能力を持つことが有利に働くことがあります。
私の場合は、現状に不満は内から転職エージェントに登録してました。結果的に条件の良い仕事を見つけそのまま転職したこともあります。
次のようなスキルアップ戦略を通じて、転職市場での自己の価値を高め、求める職種や業界での転職成功の可能性を向上させることができます。特に田舎での転職では、多様なスキルと専門知識が求められることが多いため、幅広い学習と自己啓発が重要になります。
- 必要な資格と経験の見直し
- 継続教育と自己啓発
- オンラインでのスキルアップ
必要な資格と経験の見直し
業界標準の知識の取得
自分の専門分野や目指す業界で求められる標準的な資格や知識をリストアップし、取得に向けた計画を立てます。特定の資格が転職先で必須または望ましいものである場合、その資格を取得することで転職のチャンスを高めることができます。
実務経験の積み上げ
現職でのプロジェクトや業務を通じて、実務経験を積んでいくことが重要です。特に、新しい技術や方法論を学び、実際の業務に適用することで、そのスキルを実証できます。
継続教育と自己啓発
資格取得ほど大げさでなくても、該当する業界に関する書籍を読むことでも十分役に立ちます。
専門的な継続教育プログラムの受講
業界団体や専門学校が提供する継続教育プログラムに参加することで、最新の知識や技術を学び、専門性を高めることができます。
自己啓発書籍やオンラインコースの活用
自分の興味や必要とするスキルに関連する自己啓発書籍やオンラインコースを利用することで、自分のペースで学習を進めることができます。
オンラインでのスキルアップ
業界の専門家が主催するWebセミナーやオンラインワークショップに参加することで、専門知識を深めるとともに、最新の業界動向について学ぶことができます。
また、これらのイベントは人脈作りの機会としても役立ちます。
キャリアチェンジの選択肢
管理栄養士の仕事をやめたい
管理栄養士の仕事をやめたいと考えるのであれば、管理栄養士としての経験を活かしながら、管理栄養士以外の職種への挑戦を検討するのも良いと思います。
また、フリーランスとして自由に働くという選択肢もあります。
キャリアチェンジを考える際には、自分の価値観、興味、スキルを深く掘り下げ、どのような生活を送りたいかを真剣に考えることが重要です。
管理栄養士以外の職種への挑戦
自己分析をしてみると、意外と管理栄養士以外にも適性が見つかることもあります。状況にもよりますがそんなときは新しい挑戦をしてみると思いの外うまくいくこともあります。
私も食事代行サービスや地域コミュニティの仕事など管理栄養士を離れた事があります。
- 関連分野への移行
食品業界、公衆衛生、ウェルネス・フィットネス業界など、栄養学の知識が活かせる関連分野への移行を検討することができます。これらの分野では、管理栄養士の専門知識が高く評価され、新たなキャリアチャンスが開ける可能性があります。 - 教育・研究職への転向
栄養教育や食品科学の研究職は、管理栄養士のバックグラウンドを持つ人材にとって別のキャリアパスを提供します。学校や研究機関での職務は、専門知識を生かし、次世代に知識を伝えることができます。
そして、管理栄養士を離れて別の業種で働いているうちに、管理栄養士の仕事に戻って来ました。
自己雇用や起業への道
私は現在、フリーランスとして個人や企業に栄養指導を行う仕事を行っています。
- コンサルティング事業
個人や企業を対象に栄養コンサルティングサービスを提供することで、自己雇用の道を開くことができます。健康と栄養に関する意識の高まりを背景に、この分野でのニーズは増加しています。 - オンラインビジネス
栄養に関するオンラインコースの提供や、栄養関連のブログ、ウェブサイトの運営を通じて、広範なオーディエンスにリーチすることが可能です。また、健康食品やサプリメントのオンライン販売も一つの選択肢です。
転職活動:履歴書と面接の準備
気になる求人が見つかり、その職場にアプローチをする際には履歴書の提出と面接が必要になってきます。
転職活動において、履歴書の書き方と面接対策は成功のための重要なステップです。特に田舎での転職では、地域社会における独自の価値観やニーズに対応することが求められるため、これらの準備を丁寧に行うことが重要です。
転職エージェントはさすがその道のプロです。
一人で悩んでいたのがバカバカしくなるくらいスムーズに準備が出来ます。
効果的な履歴書の書き方
書き方のポイントは下記ですが転職エージェントに相談しながら進めるのがオススメです。
- 明確かつ簡潔に
履歴書は読み手に自分の経歴をすぐに理解してもらえるよう、明確かつ簡潔に書くことが大切です。重要な情報を強調し、関連性の高い経験やスキルに焦点を当てましょう。 - 実績を具体的に示す
単に職務内容を列挙するのではなく、達成した成果や具体的な数字を用いて実績を示すことで、あなたの貢献度をアピールします。例えば、「栄養指導により、参加者の健康指標を平均10%改善させた」など。 - 地域社会への貢献を強調
田舎での転職活動では、地域社会への貢献や地域に根ざした活動への参加経験を強調することが有効です。地域のイベントでのボランティア活動や、地域の健康促進プログラムへの関与などを挙げましょう。
面接での自己PRのコツ
面接対策も転職エージェントと一緒にやるのがオススメです。
- 自信を持って話す
自己PRでは、自分の強みや過去の成功体験を自信を持って話しましょう。準備をしておくことで、緊張せずにスムーズに自己表現ができます。 - ストーリーを用いる
自己PRを一つのストーリーとして語ることで、聞き手の印象に残りやすくなります。キャリアの転機や、重要なプロジェクトでの経験をエピソードとして織り交ぜながら話しましょう。 - 熱意と地域への貢献意欲を示す
面接では、その職に対する熱意や、地域社会への貢献を通じて達成したい目標を明確に伝えます。田舎での生活や地域社会への理解を示すことで、地域に根ざした価値観を共有していることをアピールできます。
まとめ
「仕事をやめたい」というのは誰もが、一度や二度ならず感じる感情です。
実際に私は何度も仕事をやめたいと考え、その度に”転職する” or “思いとどまる”という選択をして来ました。
「仕事をやめたい」と感じたときには、まず職場の分析、自分自身の希望(将来どんな風になりたいか)を考えて”やめる?”または、”やめない?”の判断をします。
- 業務内容の充実感
- 職場環境と人間関係
- ワークライフバランス
- 報酬と評価
- 長期的なキャリアビジョン
- スキルと資格
- キャリアアップの可能性
ただし、精神を病んでしまいそうなブラックな職場なら、悠長なことは言わずさっさとやめてしまいましょう。
そして、やめたくなったときに困らないよう、普段からスキルアップ学習や自己啓発などに取り組み、転職活動ができるよう準備しておくことをオススメします。
スキルアップ学習や自己啓発などは仕事をやめなくても無駄になることはありません。
- 必要な資格と経験の見直し
- 継続教育と自己啓発
- オンラインでのスキルアップ
そして可能であれば、転職サイトや転職エージェントに登録をして、自身の市場価値を確認してみることをオススメします。
自分自身の思いがけない価値に気付けるかもしれません。